【5月16日 AFP】テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d’Italia 2024)は15日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)は6-4、6-3で第11シードのテイラー・フリッツ(Taylor Fritz、米国)を下し、マスターズ1000(ATP Masters 1000)通算18度目の4強入りを果たした。

 ズベレフは第1セット第3ゲームに転倒し、2年前の全仏オープン(French Open 2022)で重傷を負ったときのことを思い起こさせる心配な場面があったが、左手首や指を切りながらも試合を続行し、1時間半で勝利を収めた。

 この日は「今季クレーでベストの選手の一人」だというフリッツに対して20本のウイナーを放ち、一度もブレークポイントを与えずにストレート勝ち。2022年の全仏オープン準決勝で転倒し、残りのシーズンを棒に振る足首の重傷を負った経験があるズベレフは、アクシデントを乗り越えての勝利は大きいと喜びつつ、転倒の影響については「まだ少し痛みがあるから、あすアドレナリンが落ち着いたら状態を確認する」と語った。

 前日にダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)が敗退し、勝ち残っている中で最高ランクの選手となっているズベレフは、準決勝で第29シードのアレハンドロ・タビロ(Alejandro Tabilo、チリ)と対戦する。

 今大会でノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)を破っているタビロは、張之臻(Zhang Zhizhen、ジャン・ジジェン、中国)に6-3、6-4で勝利し、26歳にして初のマスターズ準決勝進出を決めた。(c)AFP/Terry DALEY