【5月12日 AFP】23‐24ドイツ・ブンデスリーガ2部は11日、第33節の試合が行われ、ホルシュタイン・キール(Holstein Kiel)が1-1でフォルトゥナ・デュッセルドルフ(Fortuna Dusseldorf 1895)と引き分け、クラブ史上初の1部昇格を決めた。

 同じく昇格を争うデュッセルドルフとの一戦に向け、勝ち点1を獲得すれば歴史的な昇格を決められる状況だったキールは、開始わずか2分にベネディクト・ピヒラー(Benedikt Pichler)のゴールで先制に成功した。

 しかしデュッセルドルフも70分、オンフィールドレビューで得たPKをクリストス・ツォリス(Christos Tzolis)が決めて追いつくと、迎えた緊迫の終盤戦に猛攻を仕掛けたがキールはこれをしのぎ、今季2位以内と来季の1部初挑戦を確定させた。

 キールはこれで、4部にあたる「レギオナルリーガ・ノルト」からわずか11年でブンデス1部まで駆け上がっている。

 試合終了後にはファンがピッチに乱入。キールのフィリップ・サンダー(Philipp Sander)はスカイ・ドイツに対して「ピッチに目を向けてみんなの姿が見えたとき、夢の中にいるのかと思った」と話した。

 またこの結果を受けて、ザンクトパウリ(FC St. Pauli)も14シーズンぶりとなる1部復帰に大きく近づいた。ザンクトパウリは12日に最下位VfLオスナブリュック(VfL Osnabrueck)を下せば、最終節を前にキールを勝ち点1上回る首位に浮上する。

 デュッセルドルフは勝利を逃したことで自動昇格の可能性がほぼ消滅し、昇格・降格プレーオフに回ることが濃厚となった。(c)AFP