エンゼルスの主砲トラウト、左膝手術で離脱
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【5月1日 AFP】米大リーグ(MLB)、ロサンゼルス・エンゼルス(Los Angeles Angels)の主砲マイク・トラウト(Mike Trout)が、左膝の半月板損傷により手術を受けることになった。今季中の復帰は可能だという。ペリー・ミナシアン(Perry Minasian)ゼネラルマネジャー(GM)が30日に明かした。
オールスターに11回選出され、ア・リーグ最優秀選手(MVP)を3回受賞している32歳のトラウトは、今季ここまでリーグトップタイの10本塁打を放っていた。GMは復帰時期には言及しなかったが、シーズン絶望ではない見込みだと話している。
MLB通算378本塁打、954打点、212盗塁を記録しているトラウトだが、負傷離脱はこれで4シーズン連続。2021年はふくらはぎ、2022年は背中を痛め、昨季は左手首の骨折で82試合の出場にとどまり、162試合中140試合に出場したのは2018年までさかのぼる。
世代最高の選手と評されるトラウトだが、同選手が新人王を獲得した2012年以降、エンゼルスは成績が低迷し、ポストシーズン進出は2014年の1回だけ。そのときもカンザスシティ・ロイヤルズ(Kansas City Royals)にスイープ(3連敗)を食らった。プレーオフでのシリーズ勝利は2009年を最後になく、このところは8年連続でレギュラーシーズンを負け越し、今季も11勝18敗でア・リーグ西地区4位となっている。
エンゼルスには昨年まで大谷翔平(Shohei Ohtani)が所属し、2021年と2023年にア・リーグMVPに輝いたが、大谷は昨季限りでロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)へ移籍した。(c)AFP