【4月19日 AFP】英国のウィリアム皇太子(Prince William、41)は18日、妻のキャサリン妃(Catherine, Princess of Wales、42)ががんの治療中であることを発表して以降初の公務として、食料支援のチャリティー団体と青少年センターを訪問した。

 訪問先の英南部サリー(Surrey)州の食料支援のチャリティー団体では、ボランティアと言葉を交わし、調理場で食事の用意を手伝った。

 ボランティアの一人からは、キャサリン妃と同じくがん治療中のチャールズ国王(King Charles III、75)に宛てたお見舞いのカードを手渡され、ウィリアム皇太子は「とても親切ですね」と感謝の言葉を返した。

 チャリティー団体を後にしたウィリアム皇太子は、ロンドン西部の青少年センターを訪れた。

 公務ではないものの、ウィリアム皇太子は先週、長男ジョージ王子(Prince George、10)とサッカー観戦をして公の場に姿を見せていた。

 キャサリン妃は3月、チャールズ国王のがん治療についての発表から数週間後、自らもがんの治療中であることを動画で明らかにした。キャサリン妃のがん治療発表後、ウィリアム皇太子はほぼ公の場に姿を見せていなかった。(c)AFP/Joe JACKSON