【4月14日 AFP】中国共産党序列3位の趙楽際(Zhao Leji)氏は13日、訪問先の北朝鮮・平壌で金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党総書記と会談し、協力関係の強化を確認した。

 趙氏は、習近平(Xi Jinping)国家主席、李強(Li Qiang)首相に次ぐナンバー3。国交樹立75年を記念して北朝鮮を訪問中。今回は、ここ数年間では両国間で最も高いレベルの会談の一つとなった。

 中国国営新華社(Xinhua)通信によると、趙氏は会談で、中国は「2国間の実務的かつ互恵的な協力を推進するとともに、新たな成果を達成し、強力な相互支援を継続して双方の共通の利益を守る」ことを望んでいると伝えた。

 これに対し金氏は、「伝統的な友好関係を深め、朝鮮民主主義人民共和国と中国の関係に新たな章を刻みたい」と述べたという。(c)AFP