丸豚バーベキュー(c)MONEYTODAY
丸豚バーベキュー(c)MONEYTODAY

【04月07日 KOREA WAVE】春祭りシーズンを迎えた韓国で「ぼったくり」騒ぎが再び持ち上がっている。昨年、社会問題化して政府は対策に乗り出したが、祭りでのぼったくりは消えない。その理由は、全国の祭りやイベントを回る「チャンドルベンイ」と呼ばれる営業をする人がいるからだ。

チャンドルベンイの営業形態を取る人たちは「短い祭りの期間中、ブローカーに高い席料を払って店を出している。高いとか量が少ないのは仕方ない」となど主張する。

祭りを主催する自治体などは飲食価格の透明化を図っているが、関係のない私有地などにチャンドルベンイの店が堂々と入ってくることまでは防げない。

最近閉幕した「鎮海(チネ)軍港祭」でもぼったくり騒ぎが起きた。問題になったのは空き地などにチャンドルベンイ業者が私的に作った臨時食堂だった。

専門家の経験によると、チャンドルベンイかどうかの見分け方がある。

まず食堂の前に「丸豚バーベキュー」があるかどうか。さまざまな祭りで共通して問題になったメニューがこれだ。チャンドルベンイ食堂の「シグネチャー」といえ、数十年前からお祭りムードを出すため店頭に置いて商売している。

次にメニューを確認すればいい。遠くから見えるほど大きな文字でメニューを垂れ幕に書いた食堂はほとんどがチャンドルベンイ食堂だ。もう一つはパンフレットを確認すること。まともな食堂は大半が記載されている。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News