ハマス指導者の妹を拘束、「テロ」捜査の一環 イスラエル
発信地:エルサレム/中東・アフリカ
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中東・北アフリカ
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【4月1日 AFP】イスラエルの警察は1日、パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)を実効支配するイスラム組織ハマス(Hamas)の最高指導者イスマイル・ハニヤ(Ismail Haniyeh)氏の妹の身柄を「テロ」関連捜査の一環で拘束したと発表した。
イスラエル警察は、サバハ・アブデルサラム・ハニヤ(Sabah Abdel Salam Haniyeh)氏(57)をイスラエル南部の町テルシェバ(Tel Sheva )で拘束したとAFPに述べた。捜査には国内治安機関シンベト(Shin Bet)も関わっていた。
警察は、拘束した人物がハニヤ氏の妹サバハ氏であることを確認。同氏については、「ハマスの工作員と接触し、組織の考えに同調しつつ、イスラエル国内でのテロ行為を扇動・支援していた疑いがある」と説明した。サバハ氏はイスラエル市民。
サバハ氏の自宅から「文書や記憶媒体、電話など、イスラエル国家の治安を脅かす重大な犯罪の遂行につながる証拠」が見つかったと述べた。(c)AFP