【3月17日 AFP】23-24アルペンスキーW杯は16日、オーストリア・ザールバッハ(Saalbach)で男子大回転最終第10戦が行われ、同種目でシーズン全勝を目指したマルコ・オデルマット(Marco Odermatt、スイス)は1本目で首位に立ったが、2本目に途中棄権した。

 1本目は2位と0秒40差の首位につけたが、2本目は珍しくミスが出てゴールできず、1978‐79シーズンのインゲマル・ステンマルク(Ingemar Stenmark、スウェーデン)以来となるシーズン10戦10勝の快挙達成はならなかった。

 優勝はロイク・メイヤール(Loic Meillard、スイス)だった。

 26歳のオデルマットは、すでに大回転の種目別優勝と総合優勝を決めている。また、滑降とスーパー大回転でも現在首位に立っており、今シーズンはさらに二つのクリスタルグローブを手にすることが濃厚となっている。(c)AFP