(c)news1
(c)news1

【03月17日 KOREA WAVE】物価高が長期化する韓国で中国のeコマースなど価格の安い海外からの直接購買の利用者が増えている。ただ、海外のプラットフォームが中心だけに消費者救済が難しく、注意が必要だという指摘も出ている。

一人暮らしの会社員(28)は照明から棚、皿など小道具まですべて直接購入した。アプリで探したところ、直接購入がはるかに安かったのが理由で「一度この価格で購入したら他のショッピングモールでは二度と買えない」と話した。

会社員は「どうせ中国産だと思うが、多少待たされてもこちらのほうが得だ」と断言した。

中国のショッピングプラットフォームは爆発的に成長しており、統計庁によると、昨年の国内消費者の中国オンライン海外直接購買額は3兆2873億(約3700億円)に達した。前年比121%急増している。

特に中国との直接購買では衣類・ファッション商品が多くを占めており、前年比43.5%増加した。半面、原材料価格の引き上げなどで国内服の価格はますます上昇。衣類・靴の物価指数は113.63(2020年=100)で昨年同月と比べて5.7%上昇した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News