スターフィールド水原(スウォン)(c)NEWSIS
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【03月08日 KOREA WAVE】ソウル地下鉄1号線の華西(ファソ)駅と水原(スウォン)駅周辺が韓国大型流通業者の激戦地になっている。近隣にサムスン電子をはじめとする大企業が集中し、20~30代の高所得者層が多いことに着目した流通会社が、超大型売り場を競うようにオープンさせているのだ。

この地域の最古参は2014年11月、水原駅前に開店したロッテモールだ。サッカー場約33個分の延べ23万4000平方メートルにロッテ百貨店とロッテマート、ロッテモールが集中し、代表的な商業施設に位置づけられてきた。

だが、今年1月26日に新世界(シンセゲ)グループが華西駅に33万1000平方メートルもある「スターフィールド水原」をオープン。訪問者は1カ月で200万人を突破した。家族連れを意識し、若い消費層を狙ったファッションや食べ物、文化コンテンツが人気を集めたと同社は見ている。

これを受けてロッテも総力対応に乗り出している。昨年10月から大々的なリニューアルに突入し、複合ショッピングモールとしてのアイデンティティを強化するため「ロッテモール水原店」に店舗名を変更した。

さらにスポーツやキッズ関連売り場58カ所を水原商圏最大規模にリニューアル。京畿(キョンギ)南部圏で最も大きい400坪超の「ナイキライズ」と「アディダスビーコン」が入店し、タイトリストなど18のプレミアムゴルフブランド売り場も誘致した。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News