【2月28日 CGTN Japanese】吉祥を表す龍の模様を塗装した超大直径シールドマシン「甬舟号」が、26日にラインオフしました。マシンのホブ盤の直径は14.57メートルで、現在世界最長の海底高速鉄道トンネルである、中国東部の浙江省寧波市と舟山市を結ぶ「甬舟鉄道」金塘海底トンネルの寧波側工区での掘削に使用される予定です。「甬舟号」は全長135メートル、総重量4350トン、特製切り刃308本を搭載しています。

 金塘海底トンネルは甬舟鉄道全線における重点プロジェクトの一つで、西は寧波市鄞州区から東は舟山市金塘鎮までの全長16.18キロです。そのうち、シールド区間の長さは11.2キロで、最大埋設深度は78メートルに達します。トンネルは10万トン級船舶が航行する金塘メイン航路の下を通過し、2台のシールドマシンを用いて寧波市側、舟山市側からそれぞれ掘り進め、最終的に海底でドッキングする予定です。求められる精度の誤差は20ミリ以下で、世界初の超大直径シールドマシンによる海底でのドッキングと解体を実現することになります。

 舟山側の作業坑道から出発するシールドマシン「定海号」は今年初めに順調にラインオフし、寧波側の作業坑道から出発するシールドマシン「甬舟号」は単独で4940メートル掘削する予定です。

 甬舟鉄道は全長約77キロ、設計時速は250キロです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News