ラファ攻撃はガザ支援への「とどめの一撃」 国連事務総長
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【2月26日 AFP】国連(UN)のアントニオ・グテレス(Antonio Guterres)事務総長は26日、パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)南部ラファ(Rafah)に対するイスラエル軍の本格的な軍事作戦は、支援が「まったく行き届いていない」ガザの人道支援プログラムに致命的な打撃を与えるだろうと警告した。
グテレス氏はスイス・ジュネーブでの国連人権理事会(UN Human Rights Council)冒頭の演説で、140万人以上のパレスチナ人がテント生活で密集しているラファは、パレスチナ自治区における「人道援助活動の中核」だと訴えた。
さらに「イスラエルによるこの都市への全面的な攻撃は、そこに避難している100万人以上のパレスチナ市民にとって恐怖であるばかりでなく、われわれの支援プログラムにとってとどめの一撃になるだろう」と述べた。(c)AFP