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【02月23日 KOREA WAVE】韓国の失業者が今年1月現在で107万人を超え、2年ぶりに最大規模を記録した。求職を望んでも行き場を見つけられない人が多い一方で、企業が人手不足を訴えるミスマッチが起きている。

産業通商資源省の2023年の実態調査結果によると、2022年末現在の産業技術人材の不足人数は前年比2.1%(809人)増加した3万8476人だった。

特に機械・ディスプレー・半導体など12大主力産業の不足人数(2万9783人)が全体の77.4%を占め、過去5年間で最も高いレベルとなった。そのなかでも▽ソフトウェア(21.4%)▽電子(18.1%)▽化学(15.0%)▽機械(14.2%)――の順に不足人数が多かった。

産業技術人材の不足人数を地域別に見ると、首都圏は1万9441人で前年比3827人減少(-16.4%)したが、非首都圏は1万9035人と前年比4636人増加(32.2%)した。

このうち不足率は全羅南道(チョルラナムド)の11.2%が他地域に比べて非常に高く、その後に忠清北道(チュンチョンブクト)の4.7%が続いた。他地域は1~2%台で大きな格差がなく▽釜山(プサン)▽蔚山(ウルサン)▽江原(カンウォン)▽全羅北道(チョルラブクト)▽済州(チェジュ)――は1%未満と低かった。

(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News