【2月21日 東方新報】2月10日から17日まで続いた8日間の春節(旧正月、Lunar New Year)休暇期間中、複数の国による中国向けのビザ政策の緩和が中国旅行者の国内外への旅行需要を大きく促進し、航空旅行市場の成長をさらに加速させた。

 休暇期間中、中国国内線および国際線を含む航空旅客総数は1799万人に達した。中国民用航空局によると、1日の平均旅客数は225万人に達し、過去最高を記録した。

 春節期間中、中国国内の総運航便数は13万7000便に達し、これは2019年の同じ時期、すなわち新型コロナウイルスが流行する前と比べて4.9パーセントの増加を示している。中国民用航空局によれば、この数字は前年同期比で33.2パーセントの大幅な増加を遂げた。

 航空情報サイト「飛友科技(VariFlight)」の創設者兼CEOの鄭洪峰(Zheng Hongfeng)氏は「国内では、広州白雲国際空港(Guangzhou Baiyun Airport)、深セン宝安国際空港(Shenzhen Bao'an International Airport)、成都天府国際空港(Chengdu Tianfu International Airport)が連休中に最も混雑した空港となった」と述べた。

 飛友科技の情報によると、春節期間中の国際線およびリージョナル線の運航便数は1万5000便に達し、これは2019年の水準の約70パーセントにまで回復し、前年比で364パーセントの急増を記録したことが明らかになった。(c)東方新報/AFPBB News