キューバを象徴するオールドカー(c)AFP/news1
キューバを象徴するオールドカー(c)AFP/news1

【02月19日 KOREA WAVE】韓国とキューバが国交を結び、キューバ旅行がいっそう容易になる見通しだ。すでに旅行業界、旅行客の間で期待感が高まっている。

今回の国交正常化を受け、多様な産業分野での経済協力が行われ、旅行関連インフラも大きく改善するとみられる。

外交当局によると今月14日(現地時間)、韓国とキューバは米ニューヨークで、両国の国連代表部が文書を交わし、外交関係を樹立した。キューバは193番目に国交を結んだ国となる。韓国は、共産主義国家キューバが、北朝鮮を「兄弟国」として扱っていることから、公式な関係を結んでこなかった。

韓国とキューバは、直行便がなく往復で50時間程度かかるが、メディアでは「ロマンの国」「情熱の国」などと伝えられ、多くの旅行客が「夢の旅行地」に挙げる。国連世界観光機関(UNWTO)によると、2008年から2018年までの約10年間、キューバを訪問した韓国人は平均約2万7000人程度という。

オンラインコミュニティでは「夢に描いたキューバ旅行が近づいたようで嬉しい」などの声も上がる。ただし、公共交通機関やインターネットなど観光インフラが依然として不足しており、実際にキューバ旅行市場が拡大するまでには時間がかかりそうだ。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News