浅草寺(c)AFP/news1
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【02月18日 KOREA WAVE】韓国で物価高・高金利の長期化により全般的な消費市場が停滞しているが、今回の旧正月連休の海外旅行客数は新型コロナウイルス感染パンデミック以後、最高を記録する見込みだ。最も多く訪れた海外旅行先は日本のようだ。

仁川空港公社と韓国空港公社によると、旧正月連休(2月8~12日)、仁川(インチョン)、金浦(キムポ)、金海(キムヘ)、済州(チェジュ)など全国8空港から海外に行き来する旅行客数は124万7000人であることがわかった。

同期間、仁川空港の1日平均利用客は19万5384人で、昨年の旧正月連休の1日平均旅客12万7537人に比べて53.2%増加した。これは2020年以後、旧正月連休の実績としては最高だ。

昨年の旧正月に続き、今年も日本が最も多く選ばれている。パッケージ、自由旅行、航空券ともに、日本行きの商品が最も多く売れた。

自由旅行プラットフォームであるKLOOKの今年の旧正月連休の海外旅行現況を見ると、4日間の短い休日のため短距離旅行地の人気が目立った。最も多く予約された旅行先は日本で、香港、ベトナム、タイ、台湾の順に予約が多かった。

インターパークの旧正月連休の航空券予約件数は前年比29%増えた。航空予約率は日本が37%で最も人気が高く、ベトナム(17%)、タイ(6%)が続いた。

ハナツアーの旧正月海外パッケージ販売の割合を見ると、東南アジア(55%)が半分以上を占め、日本(27%)、ヨーロッパ(7%)、中国(4%)が続いた。国別に見ると、日本が最も多い割合を占めた。

黄色い風船の海外地域別パッケージ旅行予約現況でも、日本の北海道が約30%で最も高く、続いて九州・大阪、ベトナムのダナン、タイのバンコク・パタヤが高い予約率を記録した。

業界関係者は「短い連休と円安現象、他の季節に比べて安い航空券や宿泊費が複合的に作用した。慎重ながらも最近若年層中心に拡散している日本ウイスキーやビール、各種製品などを愛好する文化も影響を及ぼしただろう」と分析した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News