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【02月14日 KOREA WAVE】韓国の女優ク・ヘソン氏が、以前所属していた「HBエンターテインメント(HB)」を相手取って起こした裁判は、2審でもク氏の敗訴が決まった。ク氏は、自身が出演したユーチューブ放送製作参加分の3億ウォン(約3300万円)の損害賠償と映像著作権の認定を求めていたが、ソウル高裁は8日午前、ク氏側の控訴と同裁判所で追加した予備的請求の両方を棄却した。

ク氏は2018年11月、HBとユーチューブチャンネル出演の契約を口頭で結び、映像製作に参加した。ク氏は収益の半分を受け取る約束だったと主張した。

彼は翌年の離婚を契機に所属事務所から専属契約解約通知を受けた。ク氏は「契約を維持する」との意思を示したが、所属事務所はこれを受け入れなかった。

双方の主張が合わず、大韓商事仲裁院に仲裁申請を提起したところ、「契約解約は正当であり、ク氏はHBにユーチューブ関連損害額3500万ウォンを賠償せよ」という結果が出た。

ク氏は、賠償金に自分がユーチューブ製作に寄与した分が反映されなかったとし、仲裁院に追加判断を申請したが、これも棄却された。その後、訴訟に発展したが、結果は変わらなかった。

1審は昨年6月、ク氏の主張は「根拠がない」とし、HB側の勝訴となり、ク氏は1審判決に従わず控訴した。ソウル高裁は、裁判に入る前に同事件を調停に回付したが、双方が合意に至らなかった。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News