【2月11日 AFP】23-24ドイツ・ブンデスリーガ1部は10日、第21節の試合が行われ、首位バイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)は2位バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)を圧倒して3‐0で勝利し、勝ち点差を5に広げてタイトル争いで主導権を握った。

 レバークーゼンは18分、ミュンヘン(Munich)生まれでバイエルンからレンタル移籍中のヨシプ・スタニシッチ(Josip Stanisic)が先制点を決めると、50分にはアレックス・グリマルド(Alex Grimaldo)が追加点を挙げた。

 後半アディショナルタイムには、バイエルンのGKマヌエル・ノイアー(Manuel Neuer)がCKで攻撃に出る中、カウンターアタックからジェレミー・フリンポン(Jeremie Frimpong)が3点目を奪取。初のタイトルを目指す中で堂々の勝利を飾った。

 流れるような攻撃に加え、守備ではバイエルンのハリー・ケイン(Harry Kane)をしっかり抑えこんだレバークーゼンは、エネルギーに満ちた熟練のプレーで相手を寄せ付けなかった。

 今季残り13試合となる中、5度の2位が最高成績のレバークーゼンは、11連覇中のバイエルンを止める最高のチャンスを手にしている。

 試合前には、国外からの投資拡大を容認するというドイツサッカー連盟(DFB)の決定に対する抗議活動により、サポーターからテニスボールなどがピッチに投げ込まれる事態となり、キックオフが約10分遅れた。(c)AFP