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【01月31日 KOREA WAVE】米国の企業合併審査を控えた大韓航空とアシアナ航空が2023年、合わせて米国路線の80%を占有したことがわかった。エアプレミアは4%のシェアにとどまり、最後の山場である米国の審査が欧州連合(EU)より厳しいものになるとの見方が出ている。

仁川(インチョン)国際空港公社によると、昨年の仁川空港の韓米路線旅客数563万4402人のうち、大韓航空、アシアナ航空、大韓航空と合弁している米デルタ航空を合わせた旅客数は計455万4543人だった。

3社の占有率は80.86%に達し、欧州路線旅客数の57.8%よりはるかに高い。

強力なライバルがいない状態では価格引き上げの懸念があるため、圧倒的な路線シェアの解消案を説得力をもって提示できるかが審査の鍵になる。

大韓航空は米国の審査当局を説得するためエアプレミアの存在を提示する方針だが、米国路線の昨年のシェアは4.09%に過ぎない。

このため合併後の大韓航空による韓米路線独占を憂慮する米当局がエアプレミアを「有力な競争者」と判断しにくいのではないかという見方も出ている。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News