【1月26日 AFP】英王室は26日、チャールズ国王(King Charles III、75)が同日、予定されていた前立腺肥大治療のためロンドンの病院に入院したと発表した。

 バッキンガム宮殿(Buckingham Palace)は先週、国王に前立腺肥大が認められたものの良性だと明らかにしていた。王室メンバーの健康状態に関する情報開示は異例。

 この直前には、ウィリアム皇太子(Prince William)の妻、キャサリン皇太子妃(Catherine, Princess of Wales、42)が腹部の手術を受け、成功したとの発表もあった。病名などは公表されていない。

 キャサリン妃は療養のため最大2週間入院し、その後も数か月間は公務を見合わせる。

 現地メディアは、チャールズ国王はキャサリン妃と同じ病院に入院しており、治療を受ける前に同妃を見舞ったと報じている。

 国王は症状があったことから、検査を経て17日に診断を受けていた。

 良性の前立腺肥大は50歳以上の男性によく見られる症状で、国王は同様の症状がある男性に受診を勧めたいと、自らの診断の公表を希望したとされる。(c)AFP/Joe JACKSON