【1月26日 AFP】サッカーアジアカップ(2023 AFC Asian Cup)は25日、カタール・ドーハなどでグループリーグの試合が行われ、グループEの韓国は3‐3でマレーシアと引き分けて組2位での16強入りとなり、決勝トーナメント初戦でサウジアラビアとの対戦が決まった。

 すでに敗退が決まっている格下のマレーシア相手にシーソーゲームを展開する中、後半アディショナルタイム4分に孫興民(Son Heung-Min、ソン・フンミン)がPKからチーム3点目を挙げて勝利をものにしたかと思われた韓国だったが、同15分にロメル・モラレス(Romel Morales)の同点ゴールを許した。

 韓国はこれで組2位となり、優勝候補の一角である日本との対戦を回避することになった。しかしながらグループリーグで6失点して1勝2分けとなった韓国は、サウジアラビア戦に向けて大きく改善しなければならない。

 グループEの首位に立ったのは、この日ヨルダンに1-0で勝利したバーレーンとなり、決勝トーナメント1回戦では日本と対戦する。

 すでにグループFで突破を決めていたサウジアラビアは、タイと0-0でドロー。オマーンとキルギスも1-1で引き分けに終わったため、タイが組2位での突破を決めた。

 またこの結果、ヨルダンやD組のインドネシアがB組のシリアやC組のパレスチナとともに各組3位の上位国となり、16強入りを決めている。(c)AFP/Peter STEBBINGS