【1月25日 AFP】サッカーアジアカップ(2023 AFC Asian Cup)は24日、カタール・ドーハなどでグループリーグの試合が行われ、グループDのイラクは10人になったベトナムに3‐2で勝利し、3連勝を飾った。

 日本を破るサプライズを起こしたイラクは、終了間際の決勝点で白星を挙げ、組首位通過を決めた。

 すでに敗退が決まっているベトナムを相手にメンバーを落とした2007年大会王者のイラクは、42分に先制点を許したが、ハーフタイム直前にそのゴールを決めたベトナムのクアット・バン・カン(Khuat Van Khang)が2枚目のイエローカードを受けて退場処分となった。

 後半立ち上がりにレビン・スラカ(Rebin Sulaka)のゴールで追いついたイラクは、73分に好調のアイメン・フセイン(Aymen Hussein)が勝ち越し弾を奪取。その後フセインのPKがポストにはじかれ追加点を逃したイラクは、後半アディショナルタイム1分にグエン・クアン・ハイ(Nguyen Quang Hai)に同点ゴールを喫したが、同12分に再び手にしたPKを今度はフセインがしっかりを蹴り込んだ。

 フセインはこれで大会ゴール数を5に伸ばし、得点王争いでトップに立っている。

 イラクの決勝トーナメント初戦の相手は未定となっている。(c)AFP/James LEGGE