GK鈴木彩艶にSNSで差別発言 ミスあったアジア杯の試合後
発信地:ドーハ/カタール
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【1月23日 AFP】サッカー日本代表のGK鈴木彩艶(Zion Suzuki)が22日、まさかの敗戦を喫したアジアカップ(2023 AFC Asian Cup)のイラク戦後にソーシャルメディアで差別的な発言を受けたと明かした。
ガーナ系米国人の父と日本人の母を持つ鈴木は、イラク戦の1失点に関与し、その前のベトナム戦でもミスがあった。
そうした中で自身のパフォーマンスに対する批判の声は知っているとした上で、「差別的な発言は控えていただきたいと思う」と訴え、「そこに負けるつもりはない。結果で見返してやろうかなという気持ち」と語った。
また、イラク戦がまだ代表6キャップ目だった21歳は「日本代表のGKである以上、失点、敗戦というところで高いレベルが求められるのは分かっている。そこは受け入れながらも、次につなげられれば問題ないと思っている」と話した。
鈴木のインスタグラムアカウントのコメント欄は、22日時点で無効になっている。
日本は決勝トーナメント進出の可能性を残しており、24日にインドネシアとのグループステージ最終戦に臨む。(c)AFP