【1月21日 AFP】23-24イタリア・セリエAは20日、第21節の試合が行われ、ASローマ(AS Roma)は2-1でエラス・ベローナ(Hellas Verona)を下し、ジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)前監督の後任に就いたダニエレ・デ・ロッシ(Daniele De Rossi)新監督の初陣を飾った。

 ローマは前半にロメルー・ルカク(Romelu Lukaku)とロレンツォ・ペレグリーニ(Lorenzo Pellegrini)が得点を決めてベローナを退け、デ・ロッシ新監督の初戦で辛勝した。

 少年時代から過ごしたローマに約20年所属し、サポーターから絶大な人気を誇るデ・ロッシ新監督は、16日に電撃解任となったモウリーニョ氏の後を継いでいた。

 デ・ロッシ新監督は試合後、ライブストリーミングサービス「DAZN(ダゾーン)」に対し、「復帰できとてもうれしかった。ファンとして試合に来たり、ローマの街を歩いているとき、常にファンの愛を感じていた。試合中はさまざまな感情に触れる一方で、なすべき仕事もあるから緊張する」と述べた。

「後半にもっと良いプレーができていれば、試合後のファンはもっと満足できていただろう。それでも勝利して勝ち点3を獲得できたから、白星を祝い、熱狂で気晴らしすべきだ」 (c)AFP