【1月21日 AFP】23-24イタリア・セリエAは20日、第21節の試合が行われ、ACミラン(AC Milan)は3-2でウディネーゼ(Udinese)に勝利。敵地のファンから試合の一時中断にもつながったモンキーチャント(猿の鳴きまね)を浴びたミランの守護神マイク・メニャン(Mike Maignan)は、「無知」なファンを批判した。

 3位ミランは後半アディショナルタイム3分にノア・オカフォー(Noah Okafor)が決勝点を決め、サウジアラビアで伊スーパーカップ(Italian Super Cup 2024)に出場中の首位インテル(Inter Milan)との勝ち点差を6に縮めた。

 しかし試合は前半、メニャンに人種差別的なチャントを浴びせたウディネーゼの一部のサポーターに水を差され、主審はプレーを中断。激怒したメニャンはチームメートとともに控室へ消えた。それから約5分後に試合は再開された。

 メニャンは伊スカイ・スポーツに対し、最初に聞こえたのは1回目のゴールキックのためボールを拾いにいったときで、この際は「何も言わなかった」とコメント。しかし「その後、2回目のゴールキックのときも同じことをされた。だからベンチと第4の審判を呼んで事情を話した。こういうことが自分や他の選手に怒るのは初めてではない以上、この状況ではプレーできないと伝えた」と話した。

「彼らは無知な連中だ。アウェーでブーイングとやじを浴びるのは仕方ないし普通だが、きょうのようなことはサッカー界では許されない」

 ルベン・ロフタス・チーク(Ruben Loftus-Cheek)のゴールで中断前の31分に先制したミランだが、再開後は明らかに動揺している様子が見られる中、42分にラザル・サマルジッチ(Lazar Samardzic)に同点ゴールを許した。

 さらに62分には、フロリアン・トヴァン(Florian Thauvin)に逆転ゴールを献上。しかしそこから巻き返し、ルカ・ヨビッチ(Luka Jovic)が83分に頭で同点ゴールを決めると、オカフォーが決勝点を突き刺し、敵地に駆けつけた多くのミランファンを沸かせた。ミランはこれで、リーグ戦無敗を6試合に伸ばしている。(c)AFP/Terry DALEY