【1月20日 AFP】サッカー日本代表の森保一(Hajime Moriyasu)監督は19日、アジアカップ(2023 AFC Asian Cup)グループDのイラク戦でまさかの黒星を喫した後、21歳の若きGK鈴木彩艶(Zion Suzuki)について、この「痛い思い」から立ち直れるとの期待を示した。

 大会前の優勝候補に挙げられていた日本は、初戦のベトナム戦に続いてまたしても不安定なプレーを露呈し、前半にイラクのアイメン・フセイン(Aymen Hussein)に2本のヘディングシュートからゴールを許した。

 これが代表6キャップ目の鈴木は、1点目の場面では中途半端なパンチングからフセインに直接ゴールを許した。日本はベトナム戦で4-2の逆転勝利を収めたが、鈴木はこの試合でも前半に2ゴールを奪われていた。

 森保監督は鈴木について、2失点のゲームが続いたものの、経験が浅い中でパーフェクトにできるGKはいないとして「経験を持ってより良い選手になっていく」と話した。また「彼にとってもチームにとっても痛い思いはするかもしれないですが、可能な限りチャレンジしてもらえばと思います」と続けた。

 昨夏にベルギー1部リーグのシントトロイデン(Sint-Truiden)へ移籍した鈴木は、前所属先であるJリーグ1部(J1)の浦和レッドダイヤモンズ(Urawa Red Diamonds)ではベンチで大半の時間を過ごした。

 森保監督は今回の代表メンバーでGKの選択肢が限られており、2番手の前川黛也(Daiya Maekawa)は代表1キャップで、3番手の野沢大志ブランドン(Taishi Brandon Nozawa)は代表ではまだ一度もプレーしていない。

 2022年のW杯カタール大会(2022 World Cup)で日本代表の守護神を務めた権田修一(Shuichi Gonda)はメンバー外となっている。

 これでグループDは、イラクが首位でベスト16入りを決めた。日本は24日のインドネシア戦で2位確定を目指すが、3位でも突破の可能性は残されている。(c)AFP