【1月19日 CGTN Japanese】中国では近年、大学院受験者数が8年連続で増加して、「大学院受験ブーム」が注目されるようになりました。しかし中国教育部の最新発表によれば、2024年の修士課程大学院入学試験の志願者数は前年比36万人減・約7.6%減の438万人でした。

 多くの大学生が「大学院進学か」「就職か」で迷います。学部入学当初は大学院に進学するつもりでしたが、大学院を卒業しても就職難に直面している「経験者」を見て、心の中で尻込みをするようになったという学生もいます。「念のため、大学院の受験勉強をしながら履歴書を(企業側に)提出した」との声も聞こえ、就職できれば大学院には行かないつもりでいる学生も多くいます。

 中国では近年、大学教育の普及を背景に、大卒者数が過去最高を更新し続けてきました。学歴を追加することで就職の機会を増やしたいという学生もいるわけです。特にここ数年は、多くの学生が周囲の人が大学院を受験するのを見て自分も受験し、受験に失敗した場合には「2次受験」「3次受験」をする人も増えました。

 中国では2022年、在学中の大学院生が世界第2の規模の365万人に達しました。中国はすでに大学院生教育大国です。2024年に大学院生の志願者数が減少したことで、大学院進学のブームが下火になったとは言えませんが、「大学院受験軍団」が理性を取り戻しつつあり、やみくもに大学院進学を志願する人は減り始めていることは示されています。多くの大学卒業予定者がやみくもな競争を退けて自分の目標を明確にし、常に能力を向上させ、自分のために多くの可能性を広げています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News