【1月17日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2024)の女子シングルスで初戦敗退となった大坂なおみ(Naomi Osaka)が、複雑な心境を明かし、敗戦に落胆している暇はないと前を向きつつ、娘に再会できることを喜んだ。

 全豪オープン2勝を含む四大大会(グランドスラム)通算4勝の大坂は、昨年7月に娘のシャイ(Shai)ちゃんを出産し、今シーズンから復帰を果たしたが、今回の全豪では大会第16シードのキャロリン・ガルシア(Caroline Garcia、フランス)に4-6、6-7(2-7)で敗れて1回戦で姿を消した。

 大坂は17日に自身のSNSを更新し、「去年、またロッド・レーバー・アリーナ(Rod Laver Arena)でプレーできればと思ったのを覚えているが、今年それが実現して夢が一つかなった」と書き込みつつ、「それでも今は結果に心底がっかりしている。私が自分で設定した基準は信じられないほど高い」と悔しがると、「半年前は妊娠していたのだから、いきなり最高の結果は期待できないと自分に言い聞かせているけれど、だからといってあまり気持ちを落ち着かせることはできていない」と明かした。

 その一方で大坂は、敗戦を受け止めるのが以前よりもうまくなったと話し、「時間の大切さを理解するのは、シャイが生まれてから成長したスキル。以前は気になったことが今では気にならなくなっている。時間の無駄だから」とつづると、「同じように、敗戦にいつまでも落ち込んでいる暇もない。世界は動いていて、私も前へ進み続けなければならない」と続けた。

 とはいえ、ツアーに娘を帯同することを選ばなかった大坂は、早期敗退で想定より早く娘に再会できることになった。家へ帰る途中だという大坂は、「今までにないような複雑な気持ち。メルボルンを早く離れなくてはならないのはすごく悲しいけど、シャイにすぐ会えるのはとてもうれしい」と喜んだ。

「最近は動き回っているから、家へ帰って、あの子が初めてハイハイできるようになる瞬間に間に合うのはホッとしている」 (c)AFP