ソウル光化門交差点付近での初出勤の様子(c)news1
ソウル光化門交差点付近での初出勤の様子(c)news1

【01月15日 KOREA WAVE】韓国で昨年、30代と40代の女性は人口減少にもかかわらず就業者数が増え、男性は就業者が人口減少分よりも大きく減ったことがわかった。保健福祉業・宿泊飲食業など女性が多い業種に勢いがあったことが影響したとみられる。

統計庁国家統計ポータルによると、昨年の年間就業者数は2841万6000人で、前年比32万7000人増加した。政府が最近「2024年経済政策方向」で予測した32万人を少し上回った。

昨年の雇用の好調さは女性と60歳以上の高齢層がけん引した側面が大きい。全体就業者増加分(32万7000人)のうち30万3000人が女性。年齢別に見ると60歳以上が36万6000人を占めた。高齢層を除けば就業者数は前年より減っているのだ。

30代と40代の男性は就業者数の減少幅が目立った。30代は人口要因による就業者の減少が2万9000人と推定されたが、それを上回る3万9000人の減少となった。40代も5万6000人減の推定に対して6万7000人減っていた。

30~40代の女性は逆の傾向を見せた。30代は人口要因による就業者減少分が推定2万6000人だったが、9万2000人も増加。40代も3万9000人減少の推定に対して1万3000人増えた。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News