【1月9日 CGTN Japanese】新年の連休中、中国では各デパートが買い物客でにぎわい、新しい茶飲料市場が人気を呼んでいます。北京朝陽大悦城など、多くの人気デパートのミルクティー専門店には長蛇の列ができていました。今、新しい茶飲料の消費がトレンドになっています。

 中国の人気ドリンクブランド喜茶(HEYTEA)が2023年にバービーとコラボした新商品が多くの消費者を引きつけました。喜茶が最近発表した2023年の報告によると、伝統的な銘茶が含まれた商品が新しい茶飲料の主役になっています。喜茶の店舗数は2023年末現在で3200店を超えており、2022年末より280%増えたほか、会員数も1億人を突破しています。喜茶の責任者によれば、お茶は本来日常的な飲み物で、新しいタイプの茶飲料がいっそう多くの人々の日常生活に入り込むことで、多くの若い消費者が本物のお茶をベースにした新しい茶飲料を通じて、お茶に親しみ、愛するようになっています。

 新しい茶飲料の人気上昇は消費のレベルアップやヘルシーな飲食を求める中国人の嗜好(しこう)にマッチしています。茶飲料には新鮮なフルーツ、茶葉、ミルク、砂糖が入っています。茶飲料産業の関係者は、「新しい茶飲料は厳格に品質を管理しながら、製品についての詳しい情報を適宜開示してこそ、消費者に香ばしい茶飲料の消費体験を味わってもらうことができる」と語っています。

 データによりますと、中国には新しい茶飲料の関連企業が33万8000社あり、そのうち5万4000社が2023年に新規登録したとのことです。2023年はこの分野に対する融資が30件を超え、融資金額は19億元(約385億円)以上に達しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News