国防省の旗(c)news1
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【01月08日 KOREA WAVE】養育責任を果たさなかった親に対して軍人である子どもの災害・退職遺族給与支給を制限できるようにする改正軍人年金法と軍人災害補償法(通称:軍人ク・ハラ法)が5月1日に施行される。

「ク・ハラ法」は親が養育責任を履行しなかった場合、子どもの保険金支給の全部または一部を制限することを目的とする。

軍人の場合も、親が養育責任を果たさなかったのに子どもの災害・退職遺族給与を受け取るケースがあり、これを受けて昨年10月、軍人ク・ハラ法が国会本会議を通過した。

軍人や元軍人に対する養育責任があった親がこれを履行しなかった場合、軍人災害補償審議会の審議を経て死亡保険金と遺族給与支給の全部や一部を制限できるのが核心だ。

関連して国防省は、災害・退職遺族給与を制限するよう申請しようとする人は国軍財政管理団長に申請書を提出するなど手続きを定める施行令改正案を立法予告した。

「ク・ハラ法」は女性グループ「KARA(カラ)」のク・ハラさんが亡くなった後、音信不通だった母親が突然現れ遺産相続を要求したのが発端。ク・ハラさんの実兄が、養育を放棄した親による故人の遺産相続を制限するよう法整備を促したことから「ク・ハラ法」が通称となった。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News