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【01月07日 KOREA WAVE】ソウル中央地裁控訴2部は3日、教え子の男子高校生に対する児童虐待処罰法違反の罪に問われた女性教師の被告(55)に対し、罰金1200万ウォン(約132万円)とした1審を破棄して懲役8月、執行猶予2年を言い渡した。同時に再犯予防講義や性暴力治療講義をそれぞれ40時間受講するよう命じた。

判決によると、被告は2020年3~6月、自身が担任を務めていた高校3年生の教え子に「私はサディスト(加虐性愛者)」だとして2時間おきに位置を報告するよう要求したり、いろいろな外国語で「愛している」というメールを送ったりし、性的・情緒的虐待を繰り返した。

被告は「携帯メールを送ったことはあるが、生活や学習指導の一環に過ぎず虐待行為に該当しない」と主張していた。

地裁は「被害者が被った精神的苦痛と否定的な影響は非常に大きい」と指摘し「非合理的な主張を続け、反省していない。原審の刑は軽く見える」と量刑理由を述べた。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News