(c)news1
(c)news1

【12月29日 KOREA WAVE】韓国の釜山(プサン)地裁東部支院はこのほど、特殊脅迫の罪に問われた50代の男性被告に懲役6月、執行猶予2年、保護観察2年を言い渡した。裁判官は、ホームレスの被告に「健康に気をつけてください」と声を掛け、チムジルバン(韓国式サウナ)で体を温めながらこれから生きていく方法を考えるよう聡し、現金10万ウォン(約1万1000円)を渡した。

判決によると、被告は9月28日午前1時ごろ、釜山のコンビニの前で別のホームレスと一緒に酒を飲んでいたところ口論になり、凶器で威嚇した。

裁判官は、被害者が処罰を望んでいないことや初犯であるなどを考慮し、執行猶予を付けた。

判決の後、裁判官は「生計をどのように維持するのか」と心配し「住居を定めて社会保障制度を活用しなさい。健康に気をつけて」と声を掛けた。

また、本好きの被告のために中国作家・余華の「活きる」と現金10万ウォンを手渡した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News