インド洋でロヒンギャ185人遭難か 国連が沿岸諸国に救助訴え
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【12月25日 AFP】国連(UN)は23日、インド洋に浮かぶインド領アンダマン諸島(Andaman Islands)とニコバル諸島(Nicobar Islands)近海で確認された遭難した船に乗った185人を至急救助するよう近隣諸国に訴えた。乗員の大半は女性や子どもとされる。
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の発表によると、乗員の約70人が子どもで、88人が女性。少なくとも10人ほどが重篤な状態で、1人がすでに死亡したとの報告を受けているという。
UNHCRの報道官はAFPに、乗員はミャンマーのイスラム系少数民族ロヒンギャ(Rohingya)で、沿岸の国々に直ちに救助を行うよう要請していると話した。(c)AFP