【12月22日 CGTN Japanese】中国南西部の雲南省怒江リス族自治州に暮らす中国の55の少数民族の一つであるリス族の人々は20日、中国の大半の人々よりも一足早く新年を迎えました。この日はリス族の新年で、リス語では「クオシー」と呼ばれています。

 リス族の人々はこの日、きれいに着飾って歌ったり踊ったりして豊作を祝うと同時に、来年も天候に恵まれ、五穀豊穣になるよう先祖に祈ります。

 様々な儀式の中で最もスリリングで魅力的なのは、先祖たちが辿った険しい道のりを再現する「刀のはしご登り」です。刀のはしごとは、36本あるいは72本の鋭利な刃の刀をはしごの段として、長さ20メートル以上の2本の太い棒に縛り付けたものです。棒の一方の端を地面に突き刺して立てると、もう一方の端はまっすぐに中空に突き刺さり、離れた場所から眺めると、まるで天まで届くかのようです。はしごの段の刀の刃先は上を向き、キラキラと光っていて背筋が寒くなってしまいます。しかし、勇敢なリス族の男性は徳望のある年長者からリス語による祝福を受けた後、いささかもひるむことなく平静に鋭利な刃を両手でつかみ、裸足で踏みつけ、まるで地上を歩くのと同様に素早く上に登っていきます。(c)CGTN Japanese/AFPBB News