【12月21日 Xinhua News】中国上海市で17日までの2日間、人気アニメ「ポケットモンスター」のカードゲーム「ポケモンカード」の大型公式大会「2023マスターリーグ上海」が開かれた。

　会場の国家会展中心（国家エキシビション・コンベンションセンター）にプレーヤー5千人余りが集結し、小学生～高校生向けの「ジュニアリーグ」「シニアリーグ」のほか、年齢を問わず参加できる「オープンリーグ」に分かれて対戦。熱戦の末、オープンリーグ部門では広東省広州市から参加した「SF＿Nii」が栄冠を手にした。チーム対戦型ゲーム「ポケモンユナイト」部門も同時に行われ、「CRose」チームが優勝。ゲーム企画会社ポケモンの石原恒和社長が両部門の勝者を表彰した。

　会場では「ポケモンカーニバル」など体験イベントも開かれ、40社近いポケモン公式パートナーがさまざまな公式ライセンス商品や双方向型コンテンツを用意。来場者数は2日間で延べ4万人を超えた。

　ポケモンの子会社、宝可夢（上海）玩具でカード大会をプロデュースする王征（おう・せい）氏によると、ポケモンカードの中国語（簡体字）版は22年10月に発売、中国国内の公認店舗「ポケモンカードジム」は3千店を超える。(c)Xinhua News/AFPBB News