【12月17日 AFP】23-24フランス・リーグ1は16日、第16節の試合が行われ、2位ニース(OGC Nice)が1-3でルアーブルAC(Le Havre AC)に敗れた。

 15節までわずかに6失点しか喫していなかったニースだが、この日はルアーブルのエマニュエル・サッビ(Emmanuel Sabbi)に2ゴールを許すと、モハメド・バヨ(Mohamed Bayo)に3点目を決められ、後半アディショナルタイムにラウル・ルーシェ(Raoul Louche)が1点を返すのが精いっぱいだった。

 この結果、ニースは首位パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)との勝ち点4差を縮められず、勝ち点36のPSGが首位で冬季休暇を迎えることになった。ルアーブルがこのところほとんど勝てていなかった点を考えると、優勝を狙うニースにとっては不安の残る黒星となった。

 7位ランス(RC Lens、フランス)が8位のスタッド・ランス(Stade Reims)をホームに迎えた試合は、前半のウェスレイ・サイード(Wesley Said)、後半のオスカル・コルテス(Oscar Cortes)のゴールでランスが2-0の勝利を収めた。

 勝利したランスはこれで暫定5位に浮上。欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)のセビージャFC(Sevilla FC)戦で劇的な勝利を飾り、ヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2023-24)の決勝トーナメント行きを決めた記憶に残る1週間を白星で締めくくった。(c)AFP