中国で話題沸騰中 「アニマルコミュニケーターは本当にペットと会話できるの?」
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【12月13日 CGTN Japanese】「ペット経済」のブームが続く中国では、アニマルコミュニケーターという新しい職業がSNSで話題になり、多くのネットユーザーがアニマルコミュニケーターを利用した経験を投稿しました。
ビーグル犬の「ニーニー」の飼い主というネットユーザーは、「うちのニーニーは最近、飲まず食わずの状態になったが、動物病院に連れて行っても、特に異常が見つからなかった。そのため、ニーニーの気持ちが分かりたくてたまらなくなった。そんな時にアニマルコミュニケーターに関する投稿を見たので、ショッピングサイトの淘宝(タオバオ)で口コミ評価の良い店を探して関連サービスを購入した」と投稿しました。
ニーニーの飼い主によると、アニマルコミュニケーターからペットの名、性別、年齢、撮影したばかりの動画を提供するよう求められました。すべての資料を送信した後、アニマルコミュニケーターはペットを理解するのに5~10分かかると言いました。アニマルコミュニケーターはその後、飼い主からの質問に答えました。
飼い主は、ニーニーはなぜ食べないのか、楽しくないのかなどと質問をしました。これに対してアニマルコミュニケーターは、「ニーニーにはちょっとした考え事があって、少し悲しんでいる」と答えました。アニマルコミュニケーターの言い方はもっともらしく思えましたが、後になり、ニーニーが不調になった時期には、同じマンションの建物内で内装工事をしていた部屋があり、ニーニーは騒音大きかったので、よく休めなかっただけと分かりました。今思えば、アニマルコミュニケーターの言い方はやや「抽象的」だったと気付きました。
ペット経済の台頭により、ペットのために金銭を使いたがる人が増えています。市場調査会社の艾媒諮詢(IIメディアリサーチ)によると、2022年の中国のペット経済の売上高は前年比25.2%増の4936億元(約9兆円)に達し、2025年には8114億元(約16兆4000億円)に達する見通しとのことです。アニマルコミュニケーターという新しい職種はこのブームに後押しされて出現しました。
アニマルコミュニケーターのサービス内容は、ペットの表情や反応を見てその性格や好みを判断することと、ペットと直接的コミュニケーションを取るという2種類に大別されます。料金は時間制と問題ごとの課金があります。時間制の場合は1時間当たり数十元から数百元のものもあれば1000元(約2万円)以上のものもあります。問題ごとの課金では問題1件あたり15~200元(約300~4000円)程度が相場です。
ある獣医師は、「ペットとコミュニケーションすることはナンセンスではない。ペットは様々な微妙な表情をする。飼い主は長い付き合いを通じてペットの表情を観察して性格を知ることができるし、ペットとコミュニケーションすることもできる」と説明しました。
細かい観察を通じて動物とコミュニケーションして、その求めることや気持ちを理解するアニマルコミュニケーターは、多くの国で認められている職業であり、一部の国では規範化された業種の一つになっているとのことです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News