【12月12日 AFP】ウクライナ南部ザポリージャ(Zaporizhzhia)州でロシア軍が「大きく前進した」と、ロシア側当局者が12日、主張した。

 ロシア政府がザポリージャ州の占領地域に設置した行政当局のトップ、エフゲニー・バリツキー(Yevgeny Balitsky)氏はテレグラムに、 「われわれの部隊は、ノボポクロフカ(Novopokrovka)の北東に向かって大きく前進した」と投稿した。

 ノボポクロフカは、ウクライナ軍が夏に奪還したロボティネ(Robotyne)から東に約20キロ離れた場所に位置する。

 ザポリージャ州をめぐり、ウクライナ軍は12日の日次報告で、ノボポクロフカの西などで「防衛軍が敵の攻撃を3度撃退した」と発表していた。

 ロシア軍は侵攻初期から同州の大部分を占領しているが、州都ザポリージャ市はウクライナの支配下にある。(c)AFP