【12月12日 CGTN Japanese】中国国家衛生健康委員会の米鋒報道官は10日の記者会見で、小児の呼吸器疾患診療数は総体的に変動しながらも低下傾向にあり、全国の呼吸器疾患受診数は相対的に安定していると明らかにしました。

 米報道官によりますと、呼吸器疾患、特に小児の呼吸器疾患が多発したことを受け、同委員会は各部門と共同でモニタリング・研究・判断を持続的に強化し、各地の医療資源供給と診療活動を調整し、各地の医療機関内と機関間の医療資源の統一的な配置を指導し、患者数に応じて関連診察室と治療区域を増やし、病室資源を拡充し、衛生機関の小児科の診察受付時間延長などを指導し、診療プロセスを適正化し、サービス効率を高め、小児科の診療需要を確実に保障しました。

 目下、全国の2級以上の医療機関における小児の呼吸器疾患診療数は総体的に変動しながらも低下傾向にあり、一部の大規模の小児専門病院と総合病院において小児科診療数が増加した状況はある程度緩和されました。また、発熱外来と救急の総体的状況から見ると、全国の呼吸器疾患の受診数は相対的に安定し、特に末端医療機関は一部の患者を分散させました。全国の正常な医療サービスは総体的に影響を受けていないとのことです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News