タイ初の五輪金メダリスト、未成年に性的暴行疑い 警察
発信地:バンコク/タイ
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【12月12日 AFP】タイ人として初の五輪金メダルを獲得した元ボクサーのソムラック・カムシン(Somluck Kamsing)氏(50)が、未成年の少女に対する性的暴行の疑いで訴えられたと、警察が11日に明かした。
ソムラック氏は、1996年アトランタ五輪のボクシング男子フェザー級で優勝し、国民的英雄になった。
地元メディアの報道によれば、北東部コンケン(Khon Kaen)のバーで9日夜に少女と会い、その後ホテルで暴行を加えた。少女は翌10日遅くに告訴。警察も報道内容を認めている。
警察の担当者は、児童保護チームの付き添いのもと少女に事情聴取をした上で証拠を収集し、疑惑についてソムラック氏に取り調べを行う予定だとしている。
ソムラック氏は疑惑を否定し、ホテルで少女が17歳だということが分かり、接触をやめたと主張している。タイの性的同意年齢は18歳に定められている。(c)AFP