【12月7日 AFP】ロシア西部ブリャンスク(Bryansk)州の学校で7日、14歳の女子生徒が散弾銃を発砲し、同級生1人を死亡、5人を負傷させた後、自殺した。

 現場は、ウクライナと国境を接する同州の州都ブリャンスク市近郊にある中等学校「第5ギムナジウム(Gymnasium Number Five)」。同州はウクライナ軍によるドローン攻撃や砲撃を受けている。

 重大事件を担当するロシア連邦捜査委員会(Investigative Committee)は、「14歳の少女が連射式散弾銃を学校に持ち込み、同級生を撃った」「これにより、銃撃に及んだ少女を含む2人が死亡、5人が負傷した」と発表した。

 負傷者5人は医療機関に搬送され、「犯行の動機や状況は調査中」だとしている。

 当局は銃撃に及んだ少女の名前を公表していないが、死亡したのは同じクラスの女子生徒だと明かしている。

 ロシアには厳格な銃規制法があり、学校での銃撃事件は比較的まれだが、近年では頻発する傾向にある。(c)AFP