【12月5日 東方新報】中国・上海市の国際空港2か所を管理・運営する上海空港集団(Shanghai Airport Authority)によると、ネパールの首都カトマンズから上海浦東国際空港(Shanghai Pudong International Airport)に2日、ヒマラヤ航空(Himalaya Airlines)のH9780便が到着し、上海-ネパール間の初の国際直行便が正式に就航した。この直行便の就航は、上海の航空市場が今年に入ってから回復を続けていることを受けてのものである。

 これまでのところ、上海浦東国際空港と上海虹橋国際空港(Shanghai Hongqiao International Airport)には101社の航空会社が定期便を就航させており、世界45か国、274都市に就航している。

 上海-カトマンズ路線は現在週1便で、20日から2024年1月27日まで、同路線は週2便に増便される。
 
 この直行便は中国とネパール、特に長江デルタ地域間の貿易、文化交流、観光をより促進することを目的とした「一帯一路(Belt and Road)構想」の関係国への空の架け橋となる最新の取り組みである。(c)東方新報/AFPBB News