【12月12日 AFP】エチオピア・アディスアベバにある国際移住機関(International Organization for MigrationIOM)トランジットセンターで、移民86人がジブチからエチオピアに帰国した翌日に撮影に応じる20歳の男性。

「道中では幾度も金銭を要求され、払わないと殺されるか刑務所に入れられる。多くの友人の死体を砂漠に置き去りにしてきた」。男性は、サウジアラビアまでの「東方ルート」について話した。

 焼けつく砂漠や荒れた海、交戦地域など、命を落としかねない危険なこのルートは、仕事を求めて他国へ移住を目指す人々が密入国に使う、世界で最も往来の多いルートの一つだ。(c)AFP