市内バスと同じ規格の大型電気自動運転バス(c)KOREA WAVE
市内バスと同じ規格の大型電気自動運転バス(c)KOREA WAVE

【12月05日 KOREA WAVE】ソウル市は4日から世界で初めて、深夜に自動運転バスの定期運行を開始した。

深夜自動運転バスの運行は、大学や大型ショッピングモールなどが密集して深夜移動需要の多い合井駅―東大門駅間のバス専用車線9.8㎞で、平日の午後11時半から翌日午前5時10分まで。路線番号は「深夜A21」だ。

一般市内バスと同じ大きさの大型電気自動運転バス2台が合井駅と東大門駅からそれぞれ午後11時30分に出発し、70分間隔で循環する。両駅間の停留所40カ所(片道20カ所)で一般市内バスと同じように乗降できる。

深夜自動運転バスが運行を始めれば、停留所に設置されたバス情報案内端末機(BIT)にリアルタイムで到着時間が表示され、ポータルサイトなどでも位置と到着時間が案内される。

当分は無料で運行する。一般市内バスと同じように交通カードをタッチして乗れば良い。無料ではあるが、乗り換え割引と連携させるため、交通カードを使わなければならない。

市は運行を安定化させた後、来年上半期に深夜自動運転バスを有料に転換する。ソウル市は料金をソウル市自動車運営委員会の審議を経て決める。従来の深夜バスの基本料金である2500ウォン(約280円)よりやや低く設定する模様だ。

(c)KOREA WAVE/AFPBB News