【12月4日 Xinhua News】中国のエネルギー大手、中国石油天然気(ペトロチャイナ)の長慶油田分公司は1日、同分公司が2年余りの資源調査を経て甘粛省(Gansu)慶陽市(Qingyang)環県の洪徳地域で埋蔵量が1億トンを超える大型油田を発見したと発表した。

 分公司の牛小兵(Niu Xiaobing)副総経理は、2021年6月以降に23カ所の試掘井から十分な産出量が得られ、うち三つの坑井では日産量が百トンを超えたと説明。「これまでに確認埋蔵量5024万トン、予想埋蔵量5620万トンを報告した。1億トンを超える大型油田がついに出現した」と述べた。

 長慶油田は中国北西部のオルドス盆地に年産量6500万トンの超大型石油・天然ガス田を既に建設している。牛氏は「洪徳地域の石油調査は急速な進展を遂げ、油田開発も加速している。原油の平均日産量は504トンに達し、すでに確認されている埋蔵量と合わせて年間50万トンの原油生産能力を形成している」と語った。(c)Xinhua News/AFPBB News