【12月3日 AFP】サッカー女子親善試合が2日、米フロリダ州マイアミのフォートローダーデール(Fort Lauderdale)で行われ、新生の米国がトリニティ・ロッドマン(Trinity Rodman)の活躍などで中国に3‐0で勝利した。

 ロッドマンが1ゴール、1アシストを記録した米国は、英国人の新指揮官エマ・ヘイズ(Emma Hayes)氏の監督就任後初戦で高いパフォーマンスを披露した。

 イングランド女子スーパーリーグのチェルシー(Chelsea)を来年5月のシーズン終了まで率いる新監督に代わって、トゥウィラ・キルゴア(Twila Kilgore)氏が暫定的に米国の指揮を執った。しかし、ヘイズ氏は選手選考には関わっており、アレックス・モーガン(Alex Morgan)らW杯オーストラリア・ニュージーランド大会(FIFA Women's World Cup 2023)の代表チームからは10人が招集されなかった。

 若手中心のチームはキックオフから試合を支配すると、8分に左サイドを突破したロッドマンの低いクロスからソフィア・スミス(Sophia Smith)が先制点を挙げた。

 後半に入ってリンゼー・ホラン(Lindsey Horan)に追加点が生まれた米国は、さらにロッドマンが勝利を決定づけるゴールを決めた。(c)AFP