【12月1日 東方新報】中国とインドは1日、国境問題の解決を促進するため、早期に第21回司令官級協議を開催することで合意し、第28回中印国境問題に関する協議および調整のためのワーキングメカニズム会合(WMCC)で合意に達した。

 同会合は、中国外交部辺境海洋事務司長(局長)の洪亮(Hong Liang)氏とインド外務省の戴国瀾(Gourangalal Das)東アジア次官が共同議長を務めた。

 両国は、中印国境情勢に関する交渉の積極的な進展を全面的に認め、中印国境に関する現在の問題について包括的、綿密かつ建設的な協議を行った。

 双方は、両国首脳が到達した重要なコンセンサスを真摯に履行し、外交・軍事交渉の勢いを維持することで合意した。また、国境問題の解決を促進し、国境情勢の早期好転を実現するため、早期に第21回司令官級協議を開催することでも合意した。

 さらに、中国とインドは、交渉と協議のメカニズムを改善、交渉の既存の成果を強化し、双方が合意した合意と措置を厳格に遵守、国境地帯の平和と平穏を共同で維持することに合意した。(c)東方新報/AFPBB News