中国商務部 中日韓自由貿易協定交渉の早期再開に期待
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【12月1日 CGTN Japanese】中国商務部の束珏婷報道官は11月30日の定例記者会見で、中国は中日韓自由貿易協定交渉を非常に重視しており、日本側と韓国側とともに、交渉の早期再開を推進していきたいと明らかにしました。
商務部筋によると、中日韓3カ国はすでに全面的・ハイレベル・互恵的で価値のある自由貿易協定の構築について重要な共通認識に達しており、地域的な包括的経済連携(RCEP)協定を土台に物品貿易、サービス貿易、投資自由化のレベルと規則、標準をさらに見直し、「RCEP+」の自由貿易協定を構築することで一致しました。
中日韓3カ国には、産業の連関性も経済の補完性も強い特徴があります。中日韓自由貿易協定が実現すれば、既存の自由貿易協力を土台として、3カ国は市場開放をさらに拡大し、貿易障壁をなくして貿易・投資を増やし、ビジネス環境の改善に取り組み、確実な利益をもたらすだろうと見込まれています。
これについて束報道官は、「RCEPが全面的に発効・実施されていることで、中日韓自由貿易協定交渉の再開に積極的な条件が整えられた。中国は日本および韓国と共に、交渉の早期再開を推進し、本地域ならびに世界経済の安定と回復に最善を尽くしていく」との期待を寄せました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News