【12月1日 AFP】サッカー元ブラジル代表のDFフィリペ・ルイス・カスミルスキ(Filipe Luis Kasmirski、38)が30日、現役引退を表明した。

 今季はカンピオナート・ブラジレイロ(ブラジル全国選手権)1部のフラメンゴ(Flamengo)に所属していたが、けがに悩まされて出場機会はほとんどなかった。

 2009年にデビューを飾ったブラジル代表では通算44試合に出場し、2ゴールを記録。ベスト8敗退となった18年のW杯ロシア大会(2018 World Cup)や優勝した19年のコパ・アメリカ(2019 Copa America)でメンバーに入った。

 クラブレベルでは、欧州で14シーズンにわたりプレー。スペイン1部リーグのアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)には10〜14年と15〜19年の2期にわたり在籍し、リーグ優勝1回(13-14シーズン)、ヨーロッパリーグ(UEFA Europa League)優勝2回(11-12、17-18シーズン)、国王杯(Copa del Rey)優勝1回(12-13シーズン)などを経験した。

 ブラジルに戻った後は、フラメンゴでリーグ優勝2回(19、20シーズン)とリベルタドーレス杯(Copa Libertadores de America)優勝2回(18-19、21-22シーズン)を果たした。(c)AFP